2007年7月31日 (火)

ベルーガの赤ちゃん

6月に沖縄の美ら海水族館でマンタが産まれた。

ちょうど6月末に行くことにしていたから絶好の機会と思っていたら死んでしまった。

今度は愛知県に行く用がある直前に名古屋港水族館でベルーガの赤ちゃんが産まれて公開しているというニュースが流れたので、今度は見るぞと行ってみた。

水族館のHPでは普通に写っていたからそういうもんだと思って行ったら、大間違いだった。

水槽の前には飼育員らしき人が机を置いて観察しているようで、一般客は水槽から数メートル外側に設けられたガラス越しに見る形だった。

しかしそのガラスに色が付いているのか、やたら中が暗い。

撮ろうとしたらスローシャッターになってしまい、いくらレンズをガラスに押し当てて手ぶれを防いでも被写体が動くから被写体ブレしてしまう。

仕方ないからISO感度を最高の1600に上げても開放絞りでシャッター速度は4分の1秒にしかならない。

ベルーガの泳ぎはゆっくりだけど、それでも4分の1秒では止まらない。

何枚か撮ったが、全て被写体ブレしていた。

これ以上どうしようもないかと思った時、マイナス補整して撮って、後でプラス補整すればもう少しシャッタースピードが稼げると思い、マイナス補整した。

いわゆるフィルムで言う「増感現像」というもの。

するとシャッタースピードは10分の1から15分の1まで上がった。

フィルムの場合は1ロール単位になってしまうが、同じことがデジなら1カット毎に出来、しかもその補整幅もフィルムと違い1カット毎に変えられるのが便利な所だ。

それからAF補助光も暗いときには結構目立つから、メニューの中でAF補助光をOFFに変更もした。
どうせ届かないし。
そういうテクも必要な知識だ。

 

2007年7月 名古屋港水族館にて(クリックすると大きくなります)
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2006年11月22日 (水)

ブロッケン現象

という現象がある。

ブロッケンはドイツの山の名前で、山では時々見られる気象現象とのこと。

太陽を背にした時に雲や霧などに写る自分の影の周りに光の虹のような輪ができる現象のことらしい。

昔から言われている「ご来光」とか「ご来迎」というのも、この「ブロッケン現象」だそうだ。

そしてこの現象は、飛行機でも見られる、というのをたまたま何かで読んだ後に、モルディブで国内線に乗っている時に、下を見ていて思い出した。

自分の飛行機の影でも撮るかとカメラを構えたら、なんだか虹のような光が見えた。

これのことかな?と思いつつ撮った。

後で確認して、やはりその現象だった。

昔の人が山で見たら神々しく思ったのだろうな。
自分の影とは思わずに。

もっとも、ヨーロッパでは神々しいのではなく、悪魔とか妖怪とか、そんな風に捉えていたみたいだが。

 

2005年GW モルディブ ヴィラメンドゥへの移動中(クリックで大きくなります)
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2006年11月 4日 (土)

パノラマ合成

タヒチのランギロアに行った時のこと。

ランギロアは大きな環礁で、たくさんの島からなっている。

その中の2つ?の島に人が住んでいる。

空港やホテルのあるメインの島は細長くて、何カ所かに小さなパスというか、環礁の中と外洋とをつなぐ水路があり、橋が架かっていた。

そのパスの海水がまるで淡水の川のように澄んでいて、何度これは海水なんだと自分に言い聞かせても、どうしても舐めたら塩辛いんだということを脳が受け入れなかった。

絶対、鮎とかヤマメとかイワナとハヤとかが泳いでいそうって^^

この写真を見てどう思われるでしょうか?
(クリックすると大きくなります)

 

因みにこれはパノラマ合成です。

広角レンズで撮って上下をカットしてパノラマ写真ぽく見せるのは、遠近感が強調されすぎて、状況をありのまま見せたいという目的には向いていない。
(もっとも上下を切る必要もないが)

見た感じに近づけつつ広い範囲を見せるためにはほどほどの画角で撮ったものをつなぎ合わせる方がいい。

空があまり入らないこういう絵柄だと合成したのが分からないくらいうまくいく。 

2002年GW タヒチ ランギロア
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2006年9月 5日 (火)

夕焼け

随分前にシパダンかマブールに行った時のこと。

あそこは何回か飛行機を乗りかえないといけない。

マレーシアのどこかで乗りかえた時、飛行機を降りて通路を歩いていると、乗ってきた飛行機が夕陽の中に佇んでいた。

その夕陽が印象的で、まるで太古の地球の夕陽はこうだったのかもというような燃え方だったので、どうしても撮っておこうとカメラを出した。

夕方だから普通に撮ったら間違いなく手振れする暗さだった。

移動中だから時間もなく、どうしようかと思った時、そうだ、ガラスに押し当てればいいんだと思いレンズをマニュアルフォーカスモードに切り替え(オートフォーカスだとガラスに押し当てたままシャッターボタンを半押しするとレンズの先端が回ってカメラがずりっとくる(大抵のレンズはそうなる。一部インナーフォーカスタイプは動かないがそのタイプのは少ない))、レンズの枠がぴったりガラスに着くようにして、しかも上下にずれないようにそっとシャッターを切った。

(こういう時にコンパクトカメラではありがちだが、ストロボをオートにしていると自動発光してしまうから要注意)

 

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2006年8月26日 (土)

スプライト

今回の旅行でのもの。

プールサイドのバーには時々行った。

夕方には終わってしまうので、昼間とか遅めの午後に喉が渇くとビールかソフトドリンクを飲みに行った。

スプライトを頼むと昔歯磨きに使っていたようなプラスチックのコップにこれまた昔風のシンプルなストローを差して出してくれた。

一見ただのシンプルなコップに入ったスプライトで、写真を撮ろうと思うようなおしゃれ感はゼロだった。

しかし、ちょっと待てよと思った。

バックをプールの水にして、プラスチックそのものの部分はカットしてアップで撮って背景をぼかしたらどうなるかなと色々やってみた。

すると涼しげで意外といいじゃん、というものになった。

 

2006年8月 エジプト ソマベイ シェラトンにて

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2006年8月24日 (木)

これも写り込み

これも今回の旅行でのこと。

ビーチサイドのバーでのどの渇きを潤していたら反対側にイタリア人の家族連れがやってきた。

ちょっとおしゃれな感じの奥さんとイタリアンマフィアのような感じの旦那さん風の二人がちょうど正面にいた。

奥さん(?)はちょっとカウンターよりちょっと下がった後ろに立って話していた。

欧米人は顔の輪郭がいい人が多くシルエットで撮ってもいいなと思うことが多いが、まさか正面にいる女性をいくらシルエットだからと言ってまともにカメラを向けるわけにはいかないから、ピカピカに光ったカウンターの石に写るのを撮ったらどうなるかとやってみた。

背景に露出を合わせたら必然的にシルエットになるが、普通に見たら盗撮でもなくまともにプライバシーの侵害をしているように思われるから直接撮ることはできないからだ。

結果はご覧の通りで、説明されないと分からない写真になった。

前回と同様説明されないと分からないのはダメだが、説明する場があるのがこの撮影雑記だから載せてみた。

カウンターがもう少しはっきり反射するような素材だったらもう少し分かりやすくなったかな、などと思う。

でも・・・・この写真でもまともにレンズは顔に向けていないが、結構勘違いされそうな角度ではあったから(何メートルか離れた人の顔への延長線の角度と、そのすぐ下のカウンター写るところへの延長線の角度はそんなには違わない)、何気ない振りしながらズームとピントを大体合わせておいて、その人が何か話しているタイミングに、素早くカシャッと何回かシャッターを切った。(結局盗撮じゃん^^;)

そんな苦労をした結果がこれだった。。。。

 

2006年8月 エジプト ソマベイ シェラトンにて

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写り込み

以前、コテージの窓に映り込む景色を紹介したが、今回は船のキャビンの窓で撮ってみた。

外の通路に立って、左にある窓に近寄って、窓に映る方にピントを合わせて撮ってみた。

一見どうなっているか分からないかもしれないが、自分がいるのが船の外通路で、左の船縁は全部窓ガラスに写っているもので、実像は正面のタンクたちと思ってもう一度見ると、ああそうかと思うのではと思う。

説明しないと分からないものはダメだと思うが、あまりに写り込みの方が鮮明で全体像が分かりにくくなったのが却って面白い気もする。

 

今回の紅海にて

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2006年8月15日 (火)

どんどん引いていくと

写真は引き算というのは基本だが、どれだけ引くのがいいかは基準がよくわからない。

というか、特に基準はないと思う。

コスメルに行った時泊まったフィエスタアメリカーナというホテルは朝食のレストランは道路を渡ったところにあり、ダイビングショップと並びになっていた。

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或る朝、とてもいい天気で、雲一つなかった。

オレンジの屋根と屋根の間にまだ月が残っていた。

そこでふと、写真は引き算というが、どんどん引いていくとどうなるだろうと思った。

 

結果はメキシカンカリブがエジプトになった^^

 

(この記事は不在投稿です) 

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2006年8月 6日 (日)

月がとってもデカいから

昔からある「撮影技法」の一つである「多重露出」という機能を使って撮ったのがこの写真。

その機能がないカメラももちろん多いがフィルムカメラの時代ではそんなに珍しい機能ではなかったと思う。

デジの世界ではその機能が付いている機種は少ないようだが。

フィルムカメラでは1枚撮ってもコマ送りしないで、次を撮るというやり方で、1枚のコマに重ねて露出させるから多重露出という。

フィルムの場合トータルの露出とか、仕上がりがすぐに分からないので、何となく撮ったことがなかったが、デジだとすぐに結果が分かるのでやってみようという気になった。

画像合成と何が違うかというとよくわからない。

デジタル処理で撮った後で重ねることもできる。

フィルム時代は「技法」の一つで、「合成写真」で「インチキ」だという話はなかったと思うが、デジでやると「合成のインチキ」と見られるかもしれない。

撮る時にやっても撮った後にやっても合成でしょ?と。

だけど、フィルム世代はそこは違うという感覚があると思う。

後でやるのでは、重ねる画像を加工してどうにでもできるが、撮る時にやるには、重ねたいものを画面の中のどこにどれくらいの大きさで写さないといけないかをはっきりイメージして撮らないといけないから、2枚の多重露出でも2枚合わせて1枚の写真という意識があるからだと思う。

3枚以上の多重露出で、構図をイメージ通りに押さえようと思うと結構難しいと思う。

自分としては、使ってもいいというのは月とか太陽の場合だと思っている。

人間の目は便利で、選択的にものの大きさとか距離感とかを自由自在に瞬時に切り替えて見ているから、写真に撮るとあれ?ということがある。

特に月はその代表で、肉目で月を見る時は望遠レンズ的に見ていると思うが、月から目を離して景色を見る時はそれよりだいぶ広角レンズで見ていて、写真で月を入れたのを撮ると、後で月がやけに小さいということになってしまう。

色には記憶色というのがあるが、大きさにも記憶サイズというのがあるから、そこを補整する目的で多重露出を使う分には、合成写真とまでは言えないと思う。

撮る時にやる多重露出は自然な仕上がりにできるシーンは非常に限られて、大抵は不自然にしか写らないから、うまく決まれば嬉しいと思う。

この写真ももう二回りほど月が小さかったら自然な仕上がりになったんじゃないかなと思うが。

  

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2006年7月21日 (金)

順光じゃないと

基本的に順光の写真が好きだ。

逆光とか斜光でファインダーを覗くとまぶしかったり、色もモノトーン風で紗がかかったようで見づらく、全然楽しくない。

だから覗いていて色も様子もはっきり分かる順光が好きだ。

でも、いつも順光ばかり撮っているとアート感覚の無い奴だと思われるのもしゃくに障るので、たまーに順光でないのも撮ってみる。

いつも楽しくないが、出来上がりは何だかアートらしい感じになったりする。

まあ、それはそれでいいが、やはり順光がいい。

 

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